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韓国の3大学・教育機関1校と連携し、ITエンジニア採用を強化

作成者: Human Resocia|2018/12/05

技術系学生への日本語教育と日本での就職支援において、覚書を締結し協業を推進

 ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で人材サービス事業を運営するヒューマンリソシア株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:御旅屋 貢、以下「当社」)はこのたび、韓国の3大学ならびに就職教育機関1校と、日本語教育の推進やITエンジニアとしての日本での就職支援において、協力して取り組むための覚書を締結しました。
 
 当社が各校での日本語講座の開講をサポートするほか、卒業後、希望者は当社の社員として採用し、IT人材不足に悩む日本国内企業に派遣。優秀な韓国のITエンジニア採用を強化するとともに、韓国の学生に、ITエンジニアとして日本で活躍する機会を提供してまいります。

 【本件のポイント】
 ✓ 韓国のIT教育に注力している国立1大学、私立2大学ならびに教育機関1校と提携
 ✓ ITを専攻している学生向けに日本語講座を提供し、日本語コミュニケーション力を育成
 ✓ 当社がITエンジニアとして採用し日本の国内企業へ派遣するなど、グローバルITエンジニア事業を拡大
 
 
 

背景

 当社は、国内で深刻化するITエンジニア不足を解消するため、海外の優秀なITエンジニアを国内企業に派遣する「GIT(Global IT Talent)サービス」を展開しています(URL:https://git.resocia.jp/)。独自のリクルーティングチャネルで世界各国からITエンジニアを採用、さらにグループ会社が持つ日本語教育ノウハウを活用し、技術力と日本語能力双方を兼ね備えたITエンジニアを派遣しています。国内企業からのニーズは急増しており、採用実績は既に30カ国以上、350名以上を数え、規模を拡大しています。インドやネパールなどのアジア地域をはじめ、ロシアやルーマニアなど欧州の大学とも連携し、世界各国でのITエンジニア採用を強化しています。
 
 韓国では、「産業の多くは情報技術によるもの」という考えから、政府が国を挙げて、体系的な情報教育と専門IT技術者の育成に取り組んでいます。日本に先駆けて、韓国では2007年からすでに、中学校でのプログラミング教育が、選択科目としてスタートしています。一方、10代、20代の失業率は2014年以降10%前後に高止まりしており、韓国教育部によれば、大卒の就職率が7割を割り込むなど、若年世代の就職難が続いています。そのため、卒業後に日本を含む海外へ留学する学生も増えており、海外での就職を希望する人も増加しています。
 
 

概要

 このたび、当社は、韓国の大眞大学(Daejin University)、鮮文大学校(Sun Moon University)、公州大学校(Kongju National University)の3大学および、日本および海外向けの公的就職研修機関であるJSL人材開発院と、覚書を締結しました。これにより、各校と協業し、IT技術者向けに日本語教育ならびに日本でのITエンジニアとしての就職を推進してまいります。
 
 各校では、日本に関心を持つIT専攻の学生向けに日本語講座を開講し、日本語を学ぶ場を提供します。これにあたり、当社が、グループ会社の持つ独自の日本語教育ノウハウを提供し、カリキュラムや日本語教師の育成を支援します。また、日本でITエンジニアとして働くための採用フェアを定期的に開催し、卒業後は、日本語能力を持つITエンジニアとして、日本企業で活躍できるフィールドを提供します。
 

<覚書締結先一覧>

今後の展開

 本取り組みを通じて、2019年度以降、年間100名のITエンジニアを韓国より採用し、日本国内の企業で就労する機会を提供します。同時に、ITエンジニア不足に悩む日本の国内企業に優秀なITエンジニアを派遣することで、2021年3月期に1,000名体制を目指す「GITサービス」の拡大に取り組んでまいります。
 
<本件に関するお問い合わせ>  
ヒューマンリソシア株式会社 広報担当:吉田 まで
TEL:03-6894-3317  
FAX:03-6846-1135
 
<リリースに関するお問い合わせ>  
ヒューマングループ 広報担当:外川 まで
TEL:03-6846-8002  
FAX:03-6846-1220  
E-MAIL: kouhou@athuman.com