RPA化に必要な思考力を鍛える「実践トレーニングコース」を当社研修施設で開講
ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で人材サービス事業を運営するヒューマンリソシア株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:御旅屋 貢、以下「当社」)はこのたび、RPA(※1)導入企業の76%が課題とあげる「RPA人材の育成」(※2)を支援するため、新たな独自研修プログラム「実践トレーニングコース」(2研修)を開講します。これまでの操作スキル習得研修に加え、新たに、「RPA化するための考え方」や「業務プロセスの可視化」など、RPA化に必要な思考力を鍛える研修プログラムを開発し、当社トレーニングセンターで開講します。
※1:RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)とは、ソフトウエア型ロボットによる業務自動化の取り組みのこと。
「仮想知的労働者(Digital Labor)」とも言われ、主にバックオフィスにおけるホワイトカラー業務の代行を担います。
【本件のポイント】 ・ RPA導入企業の76%が「RPAスキルを持った人材の育成」に課題 ・ 新たにRPA化に必要な思考力を鍛える研修プログラムを開講 ・ 8,000人を超える受講者にRPA研修を実施してきたノウハウを活用 |
背景
長期化する人手不足や人材採用難、人口減少など、将来的な働き手の確保に懸念が高まる中、企業にとって、生産性の向上が大きな命題となっています。このような中、事務業務を自動化するRPAの活用は一気に広がりを見せていますが、同時に、RPAを導入しても期待した効果が得られていない、という声もあがっています。また、当社が実施したRPA導入企業のアンケート調査では、8割近くとなる76%が、RPAの活用を阻害している要因として「RPAスキルを持った人材育成が難しい」ことをあげており、RPA活用の推進においてRPA人材の育成が急務であることがわかります。
このような中、当社はこれまで、全国9カ所にトレーニングセンターを開設し、延べ8,000人を超えるユーザーのRPAスキル向上を支援してきました。しかしながら、RPAユーザー層が広がるにつれ、「RPA操作は習得したが、何をどうやってRPA化すればよいのかわからない」といった相談が多く寄せられるようになってきました。そこでこのたび、当社のRPAインストラクターおよびエンジニアが受講者の声を吸い上げ、新たな研修プログラムの開発に至りました。
概要
新たに開講する「実践トレーニングコース」は、従来の操作スキル習得をメインとした研修とは異なり、RPA化に向けた考え方や業務プロセスの可視化スキル向上にフォーカスした研修です。RPAソリューション「WinActor®(※3)」を使用し、初級レベルの操作スキルを持つ人に対して、実際に業務をRPA化するための思考力を鍛えます。
『実践トレーニングコース』詳細
研修名 |
「一緒に学ぼう!」編 RPA化の対象業務選び方研修 |
「一緒に作ろう!」編 業務可視化とフローチャート作成研修 |
対象者 |
・WinActorの基本操作ができる方 ・当社シナリオ作成技術者養成研修の初級を受講済みの方 |
開催場所 |
東京(銀座)・名古屋・大阪の当社トレーニングセンター
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内容 |
WinActorを使用してRPA化する前に、自動化対象の業務をどのように選定すればよいかを理解する |
業務の可視化やフローチャートの作成方法、WinActorでRPA化・シナリオ化するためのポイントを習得する |
時間 |
3.5時間 |
3.5時間 |
受講料 |
一人当たり 20,000円(税別) |
一人当たり 20,000円(税別) |
※3:「WinActor®」は、NTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。
詳細・お申込み
WEBサイトにてご確認・お申込みください。
今後の展開
RPAの普及に応じて、RPA担当となる人材層も変化しています。情報システム室やIT推進担当といった、比較的ITツールになじみがある人のみではなく、実際にRPAを利用する事務部門に所属する人が、RPA担当となるケースが増えています。当社としてはこれからも、企業のRPA活用に向け、教育を中心としたサポートを包括的に提供していくことで、業務自動化および生産性向上支援に取り組んでまいります。
ヒューマンリソシアのRPAを活用した業務の自動化・省力化サービス
<本件に関するお問い合わせ>
ヒューマンリソシア株式会社 広報担当:吉田 まで
TEL:03-6894-3317
FAX:03-6846-1135
<リリースに関するお問い合わせ>
ヒューマングループ 広報担当:外川 まで
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E-MAIL: kouhou@athuman.com