◆掲載先: 日本経済新聞 朝刊 15面
◆掲載日: 10月25日(金)づけ
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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC2010G0Q4A920C2000000/
(一部抜粋)
大林組などは、遠隔地に置いた建設機械を遠隔で操作する競技会を開いた。
参加者は建設業界からほど遠いプロゲーマーや学生ら。
建設会社のベテランと技術を競い、遠隔操作に適性を持つ人材を見極める。
建設業界では男性優位な現場がいまだに多い。
オフィスで建機を操る技術が普及すれば、小柄な女性や障害者、高齢者にも雇用の間口が拡大する。
実はこの競技会、開催の狙いは「人手不足の緩和」にある。
建設業界の未経験者が現場で活躍する技術の実証試験でもあるのだ。
人材サービスのヒューマンリソシア(東京・新宿)によると、建設業では技能者が2030年に20年比で12%減の215万人となる。
需要に対して31万人が不足する試算で、人手確保には常識を超えた取り組みが必要となる。