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ヒューマンリソシア株式会社は、ヒューマングループの一員として、グループ綱領「為世為人(いせいいじん)」のもと事業を展開しています。誰もが『なりたい自分』を思い描き、道筋をつけて進んでいく――この「自分らしさをカタチにする循環(SELFing)」をすべてのステークホルダーに提供する価値(バリュープロミス)として掲げ、「働くこと」を通じて自分らしく社会で活躍する人を最大化し、日本の未来をより豊かにすることを目指しています。そのすべての原点は、いつも「人」にあります。
当社が展開する人材・DX・BPO事業は、いずれも「人」と「教育・テクノロジーの力」を通じて社会に価値を提供するものです。人を大切にし、一人ひとりが自分で決めたことに夢中になれる社会を実現しようとする姿勢は、お客様・利用者の皆さまに対してのみならず、これから当社の仲間となる可能性のある就職活動生・求職者の皆さまに対しても、等しく貫かれなければなりません。
採用活動は、企業と求職者が対等の立場で相互に選択し合うプロセスです。当社は、選考の場において「選ぶ側/選ばれる側」という関係性が生む優越的な地位を利用したいかなるハラスメント行為も一切容認せず、すべての求職者が安全かつ安心して、自分らしく選考に臨める環境を保障します。
本方針は、当社が行うすべての採用活動および採用に資する活動において、求職者等に対するハラスメントを防止し、発生時に適切に対応するために、当社共通の基本方針および遵守事項を定めるものです。
本方針は、以下の法令および指針を踏まえて制定しています。
| 根拠 | 内容 |
| 雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律(男女雇用機会均等法) | 2025年6月11日公布の改正法により、事業主に対し「求職者等」に対するセクシュアルハラスメントの防止措置が義務付けられました(2026年10月1日施行)。 |
|
厚生労働省告示 |
事業主が求職活動等における性的な言動に起因する問題に関して雇用管理上講ずべき措置等についての指針(令和8年厚生労働省告示第52号) |
| 労働施策総合推進法 | 職場におけるパワーハラスメント防止措置義務、および顧客等からの著しい迷惑行為(カスタマーハラスメント)に関する措置義務(2026年10月1日施行) |
| 当社関連規程 | 行動規範/就業規則(服務規律・懲戒)/パワーハラスメント防止規程/内部通報規程 |
なお、法令上の措置義務はセクシュアルハラスメントを対象としていますが、当社は、求職者に対する優越的地位を背景としたあらゆる言動(いわゆる就活パワーハラスメント、性的指向・性自認に関する言動、妊娠・出産・育児に関する言動等)を含めて「就活ハラスメント」と位置づけ、法令の要求を上回る水準で防止に取り組みます。
(1)本方針を遵守すべき者
●当社各社の役員および全従業員(正社員、契約社員、パート・アルバイト、嘱託、出向者を含む)
●採用選考に関与するすべての者(人事採用担当者、面接官、現場のリクルーター、事業所の責任者およびスタッフ、内定者リクルーター、アルムナイを含む)
●当社の採用活動の一部を受託する業務委託先・派遣スタッフ・採用代行事業者等(契約においてハラスメント防止の遵守を求めます)
●OB/OG訪問、キャリア相談、会社説明会、学校内セミナー等に当社を代表して対応する者
(2)保護の対象となる「求職者等」
本方針において「求職者等」とは、当社への就業を希望する者および当社が実施する採用に資する活動に参加する者をいい、次の者を含みます。
| 区分 | 含まれる者 |
| 採用応募者 | 新卒採用・中途採用・キャリア採用・アルバイト採用・障がい者採用等の応募者(書類選考前の問い合わせ段階を含む) |
| インターンシップ等参加者 | インターンシップ、就業体験、職場見学、1day仕事体験、実習等の参加者 |
| 学生・生徒 | OB/OG訪問を行う学生、会社説明会・学内セミナー・合同企業説明会等の参加者、リクルーター面談の相手方 |
| 内定者・内々定者 | 採用内定者、内々定者、入社前研修・内定者イベントの参加者 |
| 人材サービス登録者 | 人材派遣・人材紹介サービスにおける登録者・登録希望者であって、当社各社またはその求人への就業を検討している者 |
| 選考を終了した者 | 選考辞退者、不採用となった者、内定辞退者(選考終了後の連絡・接触も本方針の対象です) |
当社は、第2項(1)に定める者に対し、求職者等に対する次の行為を固く禁じます。これらは、勤務時間内外、社内外、対面・オンライン・SNSその他の連絡手段を問わず禁止されます。
(1)性的な言動によるハラスメント(就活セクシュアルハラスメント)
| 類型 | 具体例(例示であり限定列挙ではりません) |
| 密室・業務外での面会 | 面接・面談・キャリア相談等を口実とした、業務時間外の呼び出し、個室・ホテル・カラオケ・自家用車等の密室空間、深夜の飲食店等への誘引。自宅への招致または訪問。 |
| 不適切な言動・質問 | 容姿・体型・服装・年齢に関する不適切な発言、交際相手・婚姻・出産の予定の有無、性的指向・性自認(SOGI)等、プライバシーに過度に踏み込む質問。性的な冗談、からかい、性的な内容の情報発信。 |
| 私的な連絡の強要 | 採用管理システム・会社貸与端末・公式メールアドレス以外での連絡(個人のLINE、SNSアカウント、私用携帯電話番号等による私的なやり取りや相互フォロー)の要求または誘引。 |
| 身体的接触 | 選考上・業務上必要のない、意図的な身体への接触。 |
| 交際・飲食の強要 | 選考上の優位な立場を利用した、食事・デートへの執拗な誘い、交際・性的関係の要求。飲酒の強要。 |
| 対価型の言動 | 選考結果や内定、就業機会を有利または不利にすることを示唆して、性的な要求に応じさせようとする言動。 |
| アウティング | 求職者の性的指向・性自認、病歴、家族状況等を、本人の同意なく第三者に暴露する行為。 |
(2)優越的な地位を背景とした言動(就活パワーハラスメント等)
●人格を否定する発言、侮辱、威圧的な叱責、大声での詰問、いわゆる「圧迫面接」と称する精神的攻撃
●他社の選考辞退の強要、内定承諾の即答の強要、内定を人質にした拘束(オワハラ)
●長時間にわたる拘束、深夜・早朝の連絡の強要、返信の即時対応の強要
●本人の責めに帰さない事由(性別、国籍、信条、社会的出身、障がい、疾病、家族の職業・状況等)を理由とする差別的な言動および質問
●妊娠、出産、育児、介護の予定・状況に関する不利益な取扱いを示唆する言動
●本方針に定める行為を、第三者(他の従業員、内定者、業務委託先等)に行わせること、および行為を知りながら放置・黙認すること
当社は、ハラスメントが発生しにくい採用プロセスを設計するため、次のルールをあらかじめ定め、選考に関与するすべての者に遵守を求めます。
| 項目 | ルール |
| 場所 | 面接・面談は、原則として当社の会議室、事業所のオープンスペース、または会社が指定する貸会議室において実施します。個室のみの飲食店、ホテル、カラオケ店、自家用車内、自宅での実施を禁止します。 |
| オンライン | オンライン面談は、会社が公式に指定するツールおよびアカウントを使用します。個人アカウントの使用、および会社が承認していない録画を禁止します。 |
| 時間 | 原則として平日9:00〜18:00の間に実施します。ただし、業務上の都合や求職者・学生の事情等により、終業時間外に実施・連絡を行う場合があります。 |
| 実施体制 | 面接・面談は、当社の会議室、事業所のオープンスペース、会社が指定する貸会議室またはオンラインで実施し、実施記録を残します。 |
| 連絡手段 | 求職者との連絡は、採用管理システム、会社の公式メールアドレス、会社貸与端末に限定します。個人のSNS・私用携帯電話番号による連絡を禁止します。 |
| OB/OG訪問・リクルーター面談 | OB/OG訪問およびリクルーター面談は、会社が定める申込・記録の手続きを経て実施します。担当者と求職者が個別に連絡先を交換して実施することを禁止します。会社を代表して対応する者には、事前に本方針の説明と誓約を求めます。 |
| 会食・懇親会 | アルコールを伴う採用関連の会食(カジュアル面談・懇親会等)は、必要性を所属長が承認した場合に限り、複数名参加かつ一次会限りで実施します。1対1での飲酒を伴う面談、および二次会以降への誘引を禁止します。 |
| 取得情報 | 選考に必要のない個人情報(本籍地、家族の職業・収入、住宅状況、思想信条、支持政党、性的指向・性自認、病歴等)の取得を禁止します。 |
| 記録 | 面談の日時・場所・参加者・概要を採用管理システム等に記録し、所定期間(5年間)保存します。 |
当社の役員・従業員等からハラスメントを受けた場合、または不適切な言動を見聞きした場合は、以下の窓口へご連絡ください。求職者の方ご本人に限らず、ご家族、学校の就職担当部門、第三者からのご連絡も受け付けます。
| 窓口 | 連絡先 |
| ハラスメント相談窓口 |
メール:hr-helpline@athuman.com 受付時間:平日9:00〜18:00 |
|
派遣・職業紹介における 窓口(スタッフ相談室) |
メール:soudan@athuman.com 電話:0120-03-7837 受付時間:平日9:00〜18:00 ※改めて担当より、詳細を伺います。 |
●相談窓口は採用に直接関与しない者が対応します。正確な記録を残すため、連絡先はメールアドレスのみとし、採用サイト・募集要項・選考案内に明記します。
●言語・障がい等の事情により連絡が困難な場合は、代替手段による受付に配慮します。
相談・通報を受けた場合、当社は次の手順により、迅速かつ適切に対応します。
| 手順 | 内容 | |
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①
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受付・初期対応 | 相談者の意向を確認し、安全確保および二次被害の防止を最優先に対応します。 |
| ② | 事実関係の確認 | 相談者、行為者とされる者、必要に応じて第三者に対し、公平かつ中立な立場で迅速に事実確認を行います。 |
| ③ | 被害者への配慮 | 選考プロセスの再設定(担当者の変更、選考のやり直し、日程の再調整)、謝罪、専門家によるケアの案内等、事案に応じた措置を講じます。 |
| ④ | 行為者への措置 | 就業規則等に基づき、注意・指導、配置転換、採用業務からの排除、懲戒処分等の措置を講じます。 |
| ⑤ | 再発防止 | 原因分析を踏まえ、ルールの見直し、研修の実施、全社への周知等の再発防止措置を講じます。 |
| ⑥ | 報告 | 重大な事案は、ヒューマンホールディングス株式会社の経営会議および取締役会(監査等委員会を含む)に報告します。 |
●相談者、行為者とされる者、および事実確認に協力した者のプライバシーは厳重に保護します。相談内容および個人情報は、対応に必要な範囲の関係者に限って共有し、目的外に利用しません。
●相談したこと、または事実確認に協力したことを理由として、不採用、選考の中止、内定取消し、その他一切の不利益な取扱いを行いません。
●当社の従業員が、相談したこと等を理由に不利益な取扱いを受けることもありません。
●選考終了後に相談があった場合も、同様に受け付け、対応します。
本方針に違反する行為が確認された場合、当社は、就業規則および関連規程に基づき、違反した役員・従業員に対して懲戒処分を含む厳正な措置を講じます。
●本方針に定める禁止行為が就業規則上の懲戒事由に該当することを、就業規則および関連規程において明記します。
●管理監督者が、部下の行為を認識しながら放置・黙認した場合も、監督責任として処分の対象となります。
●業務委託先・派遣スタッフ・採用代行事業者による違反が判明した場合は、契約に基づき担当者の交代、業務の停止、契約の解除等の措置を講じます。
●行為の態様により、刑事上・民事上の責任を問われる場合があります。
●採用選考に関与するすべての者(面接官、リクルーター、教室・店舗・事業所のスタッフ、内定者リクルーターを含む)に対し、選考への関与開始前および年1回以上、本方針および実施ルールに関する研修を実施します。
●面接官については、研修の受講および本方針の遵守に関する確認(誓約)を、選考担当の要件とします。
●新入社員研修、管理職研修、グループ共通のコンプライアンス研修に、就活ハラスメントを題材として組み込みます。